05212024

Last update2016/05/28 14:38

Freescale社製マイクロコントローラ

 

Freescale社製のマイクロコントローラに対しては、サードパーティのエミュレータも使用可能で、この場合もCosmicのデバッガを使用することが出来ます。

またリアルタイムOSを使用したい場合、サードパーティのOSを使用できる場合があります。対応表は以下の通りです。 

 

マイクロコントローラ

エミュレータ

Real-time Kernel

Power Architecture

P&E

-

S12Z

S12X

XGATE

68HC12, HCS12

Hitex, Noral,

Nohau, iSystem

CMX, Micro C/OS, osCAN

S08, HC08

P&E, iSystem,

Lauterbach, Hitex

56800/E

-

-

68HC11

Nohau, iSystem,

Lauterbach

CMX, Micro C/OS

68HC16

iSystem, Lauterbach

CMX

68300, 68000

Nohau, Lauterbach,

iSystem

-

68HC05

iSystem, Lauterbach

-

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MISRA CHECKER

 CosmicのソフトウェアMISRAチェッカは、スタンドアローンなソフトウェアユーティリティです。

 Motor Industry Software Reliability Associationが定めたガイドラインを用いた移植性の高いC言語コードを補助するものです。

 

  • 使いやすいインターフェイス
    • ANSI/Cコンパイラが使用可能
    • Cosmicのすべての拡張子をサポート
    • Cosmic独自の開発環境IDEAを直接読み込むことが可能
    • ドラッグ&ドロップによるすばやいファイル作成
    • コンプライアンスエラーはソースラインとリンクしているから修正の容易
    • 読みやすいカラーのソースコード
    • チェックの対象をプロジェクト全体かまたは1つのファイルか選択可能
    • 規格適合性に関するレポートの作成

 

  • 柔軟で構成しやすいコマンドラインインターフェイス
    • 強力なコマンドラインインターフェイスは他社のIDEを使った自動レポートも含みます
    • 所属クラスによる選択的なルールの実行
    • プロジェクトコントロールや構成設定のためのオプションをすべて受容するコマンドファイル
    • Windows、Linux、HP-UX、SUN OS で利用可能
    • CosmicのIDEAをプラグインすることでも利用可能

 

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ZAPデバッガ for 56800/E

 

 Cosmicの56800/E向けZAPデバッガはFreescale社の56800/Eのプロセッサをサポートします。

 ZAPはFreescale社の56800/Eシリーズの中ではZAP 56800E JTAGの1つのバージョンが利用可能です。

 

特徴

  • ANSI/Cデバッグ
  • Enum(列挙型)、ビットフィールド、小数点、文字列などいかなるCオブジェクトへのアクセスも容易
  • 拡張可能な構造/配置ディスプレイ
    • 複雑なデータも樹形図的配置によって見やすく
  • アセンブラソースでのデバッグ
    • ソースレベルでC及びアセンブラ言語によって書かれたアプリケーションをデバッグ
  • 非侵入型のオプチマイザ-オン-デバッグ
    • ZAPはユーザーコードを修正することはありません。ZAPで使われるコードは最適化されるコードと同一のものでそのまま製品になります。
    • すべてのデバッグシンボルはホストPC上に区別されて保存されます。ターゲット上に保存されることはありません
  • 自動テスト
    • グラフィックインターフェイス加えて、以下のような自動テストスクリプトを作る際に使う強固なコマンドとスクリプト言語を提供します
  • Record and Playback・・・デバッグセッションを保存し、後にもう一度実行
    • 複数ファイルのI/Oシミュレート・・・ホストシステム上の複数の入出力ファイルの双方向的なファイル開示、書き込み
  • ソースブラウジング
    • いかなるソースウィンドウでもブレークポイントを設置することが可能
  • オンラインヘルプ
    • 完全なデバッグ環境を提供するため、ZAP、C言語、Cライブラリ関数のヘルプも含みます
  • OSサポートプラグイン
    • ZAP S12XはOSEK kernelを加えるためにOSEKインターフェイス用いてプラグインすることが可能

ZAP 56800E JTAG

 Cosmicの56800E JTAGデバッガは完全で移植可能なFLASHプログラミングとリアルタイムのデバッグ環境を提供します。

 

  • SEG 13 JTAGインターフェイスアダプタ
    • ZAP 56800EはJTAG/OnCEインターフェイスアダプタへのSEG13社の Parallelをサポートします。
  • リアルタイムデバッグ
    • リアルタイムなターゲットのデバッグ環境を提供します。マッピングやプログラミングし直す必要はありません
    • DSP56F800DEMOボードまたはtany 56800Eターゲットシステムに向けたデバッグ環境を提供します
  • Flash プログラミング
    • ZAP 56800E JTAGは56800EシリーズへのFlashのサポートを含んでいます。

 

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56800Eコンパイラへ

 

ZAPデバッガ for S12/XGATE

 

 CosmicのS12/XGATE向けZAPデバッガはFreescale社のS12及びXGATE両方のプロセッサをサポートします。

 ZAP S12/XGATE SIM及びZAP S12/XGATE BDMの2種類のバージョンが利用可能です。

 

共通の特徴

  • S12X及びXGATE両方のプロセッサで実行可能
  • ANSI/Cデバッグ
    • Enum(列挙型)、ビットフィールド、小数点、文字列などいかなるCオブジェクトへのアクセスも容易
  • 拡張可能な構造/配置ディスプレイ
    • 複雑なデータも樹形図的配置によって見やすく
  • アセンブラソースでのデバッグ
    • ソースレベルでC及びアセンブラ言語によって書かれたアプリケーションをデバッグ
  • 非侵入型のオプチマイザ-オン-デバッグ
    • ZAPはユーザーコードを修正することはありません。ZAPで使われるコードは最適化されるコードと同一のものでそのまま製品になります。
    • すべてのデバッグシンボルはホストPC上に区別されて保存されます。ターゲット上に保存されることはありません
  • 自動テスト
    • グラフィックインターフェイス加えて、以下のような自動テストスクリプトを作る際に使う強固なコマンドとスクリプト言語を提供します
  • Record and Playback・・・デバッグセッションを保存し、後にもう一度実行
    • 複数ファイルのI/Oシミュレート・・・ホストシステム上の複数の入出力ファイルの双方向的なファイル開示、書き込み
  • ソースブラウジング
    • いかなるソースウィンドウでもブレークポイントを設置することが可能
  • オンラインヘルプ
    • 完全なデバッグ環境を提供するため、ZAP、C言語、Cライブラリ関数のヘルプも含みます
  • OSサポートプラグイン
    • ZAP S12XはOSEK kernelを加えるためにOSEKインターフェイス用いてプラグインすることが可能

 

ZAP S12X/XGATE BDM

 CosmicのBDMデバッガは完全で移植可能なFLASHプログラミングとリアルタイムのデバッグ環境を提供します。

 ZAPの基本的な機能は備えていますが。追加的に以下のような機能を実装しています。

  • BDMインターフェイスケーブル
    • P&E Microcomputer Systems社の以下のBDM(background debug mode)をサポートします
      • LPT BDM Multilink with PC Parellel port connection
      • USB2.0 BDM Multilink cable Rev C
  • 統合されたXGATEモジュールサポート
    • ZAP S12XはS12X上のXGATEモジュールのプログラミング、デバッグをフルでサポート
  • リアルタイムデバッグ
    • リアルタイムなターゲットのデバッグ環境を提供します。マッピングやプログラミングし直す必要はありません
  • Flash プログラミング
    • ZAP S12X BDMはFlashやバイトEEPROMプログラミングサポートを含んでいます。
    • MC9S12XDP512及びすべてのS12Xと互換性のあるデバイス(128k,256k,512kのオンチップのFlashメモリ、または1k,2k,4kのByte書き込みのEEPROM)をサポートします
  • 自動クロック検出
    • ZAP BDMはPCまたはUSBポートを通して接続できます
    • 自動的にターゲットのクロックスピードを決定します
    • PLLbusスピードが変わってもデバッグを継続させることが可能です
  • Flash セキュリティ
    • ZAP S12X  BDMはS12XシリーズのFlashセキュリティ機能をサポートします
  • マルチ実行モード
    • ZAP S12X BDMは3つの実行モードを提供します
      • BGNDモード・・・ZAPは標準的なブレークポイントにBGND命令を置き換えます。RAMからデバッグする際ブレークポイントを無限にセットできます
      • HDBKモード・・・デフォルトブはレークポイント機構ハードウェアのオンチップを使用します
      • ISTEPモード・・・ブレークポイント間でBDMをステップごとに使用

 

ZAP S12X/XGATE Simulator

 以下のような機能を備えています

  • S12X及びXGATE MCU サイクルカウンター
  • 割り込みシミュレーション
  • グラフィックパフォーマンス分析
  • コードカバレジ
  • クロノグラフ

 

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S12X/CGATEコンパイラへ

56800/E

 

 Cosmicの56800/EクロスコンパイラはFreescale社の56800/Eシリーズをすべてサポートします。

  • ANSI/ISOに準拠したCで記述
  • 56800/E周辺機器のためにヘッダーファイルもサポート

 具体的な特徴

  • 実行時支援パッケージ
    • CのルーティンサポートはANSIのサブセットで構成されているのでライブラリのルーティンを自由に変更可能
    • すべてのルーティンライブラリはROM化が可能でリエントラント
      • →整数のみのライブラリと単精度及び倍精度浮動小数点のライブラリの中から選べるので必要がなければより高速な整数のみのライブラリを選択することが可能
  • 最適化
    • 頻繁に使うスタティックなデータは@dirを使うことで直接ページメモリに配置することが可能です。
    • 余剰固定小数点(short_Fract及びlong Fract)は直接DSPのレジスタと命令に一致します。
    • 並行命令の自動サポートはいつでも実装することができます。
    • コンパイラは最初の引数を関数に渡してレジスタ内に変数を返します。
    • 文字列型の引数は拡張されることなく関数に渡されます。
    • 非常に効率的な小数点演算をサポートします。
    • 他には以下の最適化があります。
      • 岐路短縮ロジック
      • 局所分岐の削除
      • 定数の畳み込み
      • 到達不能コードの除去
      • 冗長な負荷/記憶の削除
      • switch文の最適化
  • 拡張機能
    •  拡張的な以下のようなコードが用意されています
      • asm()・・・Cコード内にアセンブリコード直接挿入
      • @far/@near・・・アプリケーションサイズ64kを境にアドレスサイズを最適化
      • @prog・・・巨大な定数の構造や配列を置きたいプログラムスペースを宣言
      • @interrupt・・・C関数/オブジェクトを割り込みハンドラとして定義
      • @〈adress〉・・・C関数/オブジェクトを絶対的アドレスとして定義
  • コンパイラの付属的な特徴
    • Cおよびアセンブリのソースレベルでデバッグが可能です
    • デフォルトオプションで生成されたすべてのコードはCosmicのMC56800/Eの上で実行されます
    • 初期化されたスタティックデータはPAMに置かれ、他のデータはBSSセクションに配置されます
    • すべての関数はリエントラントで、自己修復することはありません
    • コンパイラとユーザー定義された定数はいつでも使用できるようにFlashメモリ上に置かれます
    • コードはSAL(記号アセンブリ言語)ファイルとして生成されるのでコンパイラの出力をテストすることが出来ます
    • 浮動小数点はIEEE754規格に準じています。コンパイラは単精度浮動小数点演算と数学関数をサポートします
    • 大きなソースコードに対応するため、ヒープ(短期記憶領域)にテーブルをリアルタイムに作成
    • 文字列操作ルーティンは高速の実行するためにアセンブリ言語で実装されています
  • デバッグサポート
    • Cosmicは完全なCソースレベルでのデバッグが可能です。詳しくはこちら
    • IEEE695、ELF/DWARFまたはP&Eマップファイを含むデバッグフォーマットもサポートしています。 
  • 対応機種        

       HostPC        Product code
    PC (DOS/Windows)               CX56K-PC
    PC Linux                               CX56K-LINUX
    SUN SPARC (SunOS/Solaris)  CX56K-SUN
    HP9000(HPUX)                      CX56K-HP

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S12/XGATE

 

 CosmicのクロスコンパイラHCS12XはFreescale社のHCS12Xシリーズをすべてサポートします。

(S12XA, S12XB, S12XD, S12XE, S12XF, S12XHZ, S12XS, S12G, S12P, S12HA , S12HYシリーズ) 

 

  • ANSI/ISOに準拠したCで記述
  • HCS12X周辺機器のためにヘッダーファイルもサポート
  • HCS12XコンパイラはXGATEのコプロセッサ用に拡張することが可能です。

 具体的な特徴

  • 実行時支援パッケージ
    • CのルーティンサポートはANSIのサブセットで構成されているのでライブラリのルーティンを自由に変更可能
    • すべてのルーティンライブラリはROM化が可能でリエントラント
      • →整数のみのライブラリと単精度及び倍精度浮動小数点のライブラリの中から選べるので必要がなければより高速な整数のみのライブラリを選択することが可能
  • 最適化
    • 頻繁に使うスタティックなデータは@dirを使うことで直接ページメモリに配置することが可能です。
    • コンパイラは整数型への拡張を無効にすることができるので、型が8bitなら文字列での演算が可能になります。
    • コンパイラは最初の引数を関数に渡してレジスタ内に変数を返します。
    • 文字列型の引数は拡張されることなく関数に渡されます。
    • 非常に効率的な小数点演算をサポートします。
    • 他には以下の最適化があります。
      • 岐路短縮ロジック
      • 局所分岐の削除
      • 定数の畳み込み
      • 到達不能コードの除去
      • 冗長な負荷/記憶の削除
      • switch文の最適化
  • 拡張機能
    •  拡張的な以下のようなコードが用意されています
      • asm()・・・Cコード内にアセンブリコード直接挿入
      • @far・・・C関数に付属させて宣言することでバンク切り替えが可能
      • @gpage・・・64kまでのグローバル定数を定義
      • @eeprom・・・EEPROMに置くデータをコンパイラに認識させる
      • @interrupt・・・C関数/オブジェクトを割り込みハンドラとして定義
      • @〈adress〉・・・C関数/オブジェクトを絶対的アドレスとして定義
  • コンパイラの付属的な特徴
    • Cおよびアセンブリのソースレベルでデバッグが可能
    • コンパイルによって絶対的で再配置可能なリストを出力
    • エラー診断
    • 素早いコンパイルとアセンブル
    • ファイルパス、オブジェクトの配置、エラーファイルのリスト化はすべてユーザーコントロール
    • すべてのオブジェクトはホストコンピュータに依存しない
    • 関数コードとスイッチテーブルは(.text)コードのセクションに生成
    • 文字列や定数データは(.const)コードのセクションに生成
    • 初期化されたスタティックデータは他のデータと区別されます
    • 関数は共有され、ROMに配置されます。デフォルトによって自動的に修正されることはありません。
    • コードはSAL(記号アセンブリ言語)ファイルとして生成されるのでコンパイラの出力をテストすることが出来ます。
    • 大きなソースコードに対応するため、ヒープ(短期記憶領域)にテーブルをリアルタイムに作成
    • 文字列操作ルーティンは高速の実行するためにアセンブリ言語で実装されています。
  • デバッグサポート
    • Cosmicは完全なCソースレベルでのデバッグが可能です。詳しくはこちら
    • ELF/DWARFまたはP&Eマップファイを含むデバッグフォーマットもサポートしています。 
  • 対応機種        

       HostPC        Product code
    PC (DOS/Windows)               CXS12X-PC
    PC Linux                               CXS12X-LINUX
    SUN SPARC (SunOS/Solaris)  CXS12X-SUN
    HP9000(HPUX)                      CXS12X-HP

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HC12/HCS12

 

 cx6812はHC12/HCS12シリーズをすべてサポートします。

  • ANSI/ISOに準拠したCで記述
  • HC12/HCS12周辺機器のためにヘッダーファイルもサポート

 具体的な特徴

  • 柔軟なインターフェイス
    • CosmicのCコンパイラはWindowsの統合開発環境(IDEA)もしくはお気に入りのエディタやソースコード制御システムを実装したWindowsの32bitコマンドラインアプリケーションで使用することが出来ます。
  • 自動的チェックサム機能
    • リンカは自動的に複数のセグメントのチェックサム機構をアプリケーションに作成し維持します。
    • 8bitもしくは16bitのチェックサムアルゴリズムを選択できます。
    • 呼び出されたチェックサムを計算、比較するためにアプリケーションの任意の場所から関数を確認します。
  • 実行時支援パッケージ
    • CのルーティンサポートはANSIのサブセットで構成されているのでライブラリのルーティンを自由に変更可能
    • すべてのルーティンライブラリはROM化が可能でリエントラント
      • →整数のみのライブラリと単精度及び倍精度浮動小数点のライブラリの中から選べるので必要がなければより高速な整数のみのライブラリを選択することが可能
  • 最適化
    • 大域的最適化とマイクロコントローラに合わせた特異的最適化の両方を含みます。
    • 最適化を自分でコントロールすることが出来るので、アプリケーションの詳細な設計に合わせて微調整することが可能です。
    • CosmicのZAP BDM、ZAP SIMまたは他社のIEEE695、ELF/DWARFに準拠したデバッガの使用が可能です。
    • HC12/HCS12ビット命令はビット制御とビット変数のために広く使われます
    • ピーホール(覗き穴)最適化ソフトは、非効率的なコードを適切なコードに置き換えることで最適化します。
    • スタックを要する関数に@fastをつけることで迅速なエントリ/終了コードを生成します。
    • ローカルデータは使う頻度に応じてすばやいアクセスのために再配置されます。
    • よく使うスタティックなデータは@dirを使うことで直接ページメモリに配置することができます。
    • char型のデータはint型に変換されることなく関数の引数に渡されます。
    • 演算操作は型が8bitならchar型の精度で実行されます。
    • IEEE754規格に準拠した単精度浮動小数点(32bit)で数学的演算を行います。
    • 他には以下の最適化があります。
      • 岐路短縮ロジック
      • 局所分岐の削除
      • 定数の畳み込み
      • 到達不能コードの除去
      • 冗長な負荷/記憶の削除
      • switch文の最適化
  • 拡張機能
    •  拡張的な以下のようなコードが用意されています
      • asm()・・・Cコード内にアセンブリコード直接挿入
        • →#pragma asm/#pragma endasmまたは#asm/#endasmでも可能
      • @far・・・C関数に付属させて宣言することでバンク切り替えが可能
      • #pragma section<name>・・・ユーザー定義されたプログラムセクションのサポート
      • @eeprom・・・EEPROMに置くデータをコンパイラに認識させる
      • @interrupt・・・C関数/オブジェクトを割り込みハンドラとして定義
      • @〈adress〉・・・C関数/オブジェクトを絶対的アドレスとして定義
      • @bool・・・返り値がBoolean型(true/false)となる関数を定義
  • コンパイラの付属的な特徴
    • Cおよびアセンブリのソースレベルでデバッグが可能
    • コンパイルによって絶対的で再配置可能なリストを出力
    • エラー診断
    • 素早いコンパイルとアセンブル
    • ファイルパス、オブジェクトの配置、エラーファイルのリスト化はすべてユーザーコントロール
    • すべてのオブジェクトはホストコンピュータに依存しない
    • 初期化されたスタティックデータは他のデータと区別されます
    • 関数は共有され、ROMに配置されます。デフォルトによって自動的に修正されることはありません。
    • コードはSAL(記号アセンブリ言語)ファイルとして生成されるのでコンパイラの出力をテストすることが出来ます。
    • 文字列操作ルーティンは高速の実行するためにアセンブリ言語で実装されています。
  • デバッグサポート
    • CosmicのZAPデバッガは以下のような実行プラットフォームを備えていれば使用可能です。
      • ZAP SIM
      • ZAP USB, BDM
      • ZAP LPT BDM
    • IEEE695、ELF/DWARFに準拠しているのでデバッグフォーマットは以下会社のハードウェア/ソフトウェアと一致します。
      • RTOS and kernels・・・CMX, MicroC/OS-Ⅱ
      • Emulators・・・Hitex, Freescale, Lauterbach
      • プログラムユーティリティ・・・CodeWright, PC-Lint, PVCS, Rhapsody and VectorCast Unit test software, 
  • 対応機種        

       HostPC        Product code
    PC (DOS/Windows)               CWSH12
    PC Linux                               CLXH12
    SUN SPARC (SunOS/Solaris)  CSSH12
    HP9000(HPUX)                      CHPH12

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HC08/HCS08

 

 cx6808はHC08/HCS08シリーズをすべてサポートします。

  • ANSI/ISOに準拠したCで記述
  • HC08/HCS08周辺機器のためにヘッダーファイルもサポート

 具体的な特徴

 

  • 柔軟なインターフェイス
    • CosmicのCコンパイラはWindowsの統合開発環境(IDEA)もしくはお気に入りのエディタやソースコード制御システムを実装したWindowsの32bitコマンドラインアプリケーションで使用することが出来ます。
  • 自動的チェックサム機能
    • リンカは自動的に複数のセグメントのチェックサム機構をアプリケーションに作成し維持します。
    • 8bitもしくは16bitのチェックサムアルゴリズムを選択できます。
    • 呼び出されたチェックサムを計算、比較するためにアプリケーションの任意の場所から関数を確認します。
  • ブートローダ
    • ライブラリルーティンによってROMに保存されていたりRAMにコピーされていたりする関数群(ブロック)を作成します。
    • 複数のブロックは独立にセットアップ、コピー、実行がなされます。
    • コンパイラは、内部メモリの固定の場所でローカル変数と引数を関数に割り当てます。
    • リンカがメモリ領域の分配を最適化することで、RAMに使用領域は最小化されます。

 

  • 実行時支援パッケージ
    • CのルーティンサポートはANSIのサブセットで構成されているのでライブラリのルーティンを自由に変更可能
    • すべてのルーティンライブラリはROM化が可能でリエントラント
      • →整数のみのライブラリと単精度浮動小数点のライブラリの2種類から選べるので必要がなければより高速な整数のみのライブラリを選択することが可能
  • 最適化
    • 大域的最適化とマイクロコントローラに合わせた特異的最適化の両方を含みます。
    • 最適化を自分でコントロールすることが出来るので、アプリケーションの詳細な設計に合わせて微調整することが可能です。
    • CosmicのZAP MMDS08, ZAP SIM08, ZAP MON08デバッガの使用が可能
    • HC08/HCS08ビット命令はビット制御とビット変数のために広く使われます
    • ピーホール(覗き穴)最適化ソフトは、非効率的なコードを適切なコードに置き換えることで最適化します。
    • char型変数(文字列)はint型(整数)に変換されずに関数の引数に渡されます
    • 頻繁に使うスタティックなデータは@tinyコードまたはコンパイルタイムオプションの使用によってゼロページにおくことができます。
    • @nostackを宣言することで、C関数をスタックではなくプライベートまたは共有メモリのページに置くことができます。(スタック使用量の節約)
    • 演算操作は型が8bitならchar型の精度で実行されます。
    • IEEE754規格に準拠した単精度浮動小数点(32bit)で数学的演算を行います。
    • 他には以下の最適化があります。
      • 岐路短縮ロジック
      • 局所分岐の削除
      • 定数の畳み込み
      • 到達不能コードの除去
      • 冗長な負荷/記憶の削除
      • switch文の最適化
  • 拡張機能
    •  拡張的な以下のようなコードが用意されています
      • asm()・・・Cコード内にアセンブリコード直接挿入
        • →#pragma asm/#pragma endasmまたは#asm/#endasmでも可能
      • @far・・・C関数に付属させて宣言することでバンク切り替えが可能
      • #pragma section<name>・・・ユーザー定義されたプログラムセクションのサポート
      • @eeprom・・・EEPROMに置くデータをコンパイラに認識させる
      • @interrupt・・・C関数/オブジェクトを割り込みハンドラとして定義
      • @〈adress〉・・・C関数/オブジェクトを絶対的アドレスとして定義
  • コンパイラの付属的な特徴
    • Cおよびアセンブリのソースレベルでデバッグが可能
    • コンパイルによって絶対的で再配置可能なリストを出力
    • エラー診断
    • 素早いコンパイルとアセンブル
    • ファイルパス、オブジェクトの配置、エラーファイルのリスト化はすべてユーザーコントロール
    • すべてのオブジェクトはホストコンピュータに依存しない
    • 関数コードとスイッチテーブルは(.text)コードのセクションに生成
    • 文字列や定数データは(.const)コードのセクションに生成
    • 初期化されたスタティックデータは他のデータと区別されます
    • 関数は共有され、ROMに配置されます。デフォルトによって自動的に修正されることはありません。
    • コードはSAL(記号アセンブリ言語)ファイルとして生成されるのでコンパイラの出力をテストすることが出来ます。
    • 大きなソースコードに対応するため、ヒープ(短期記憶領域)にテーブルをリアルタイムに作成
    • 文字列操作ルーティンは高速の実行するためにアセンブリ言語で実装されています。
  • hexファイル生成プログラム
    • 生成されるフォーマットの種類は以下のとおりです。
      • 標準Intel hexフォーマット
      • Freescale S-record及びS2 recordフォーマット
      • Tektronix 標準及び拡張hexフォーマット
      • リバイアスしたテキストまたはデータセクション
  • デバッグサポート
    • CosmicのZAPデバッガはは以下のような実行プラットフォームを備えていれば使用可能です。
      • ZAP Simulation,MON08,HCS08 BDM, inDART
      • ZAP MMDS,MMEVS08ZAP/SIM
    • IEEE695、ELF/DWARFに準拠しているのでデバッグフォーマットは以下会社のハードウェア/ソフトウェアと一致します。
      • RTOS and kernels・・・CMX, MicroC/OS-Ⅱ
      • Emulators・・・Hitex, Freescale, Lauterbach
      • プログラムユーティリティ・・・CodeWright, PC-Lint, PVCS, Rhapsody and VectorCast Unit test software, 
  • 対応機種        

 

       HostPC        Product code
    PC (DOS/Windows)               CWSH08
    PC Linux                               CLXH08
    SUN SPARC (SunOS/Solaris)  CSSH08
    HP9000(HPUX)                      CHPH08

 

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Power Architecture

 

 cxppcはPowerArchitectureのVLE(可変長コード)デバイスをサポートします。

  • ANSI/ISOに準拠したCで記述
  • PowerPC周辺機器のためにヘッダーファイルもサポート

 具体的な特徴

  • 実行時支援パッケージ
    • CのルーティンサポートはANSIのサブセットで構成されているのでライブラリのルーティンを自由に変更可能
    • すべてのルーティンライブラリはROM化が可能
      • →整数のみのライブラリと単精度及び倍精度浮動小数点のライブラリの中から選べるので必要がなければより高速な整数のみのライブラリを選択することが可能
  • 最適化
    • 大域的最適化とマイクロコントローラに合わせた特異的最適化の両方を含みます。
    • 最適化を自分でコントロールすることが出来るので、アプリケーションの詳細な設計に合わせて微調整することが可能です。
    • ピーホール(覗き穴)最適化ソフトは、非効率的なコードを適切なコードに置き換えることで最適化します。
    • IEEE754規格に準拠した単精度浮動小数点(32bit)で数学的演算を行います。
    • 他には以下の最適化があります。
      • 岐路短縮ロジック
      • 局所分岐の削除
      • 定数の畳み込み
      • 到達不能コードの除去
      • 冗長な負荷/記憶の削除
      • switch文の最適化
  • 拡張機能
    •  拡張的な以下のようなコードが用意されています
      • asm()または#asm/#endasm・・・Cコード内にアセンブリコード直接挿入
      • @interrupt・・・C関数/オブジェクトを割り込みハンドラとして定義
      • @〈adress〉・・・C関数/オブジェクトを絶対的アドレスとして定義
      • @spr・・・専用レジスタにオブジェクトを直接アクセスできる
  • コンパイラの付属的な特徴
    • Cおよびアセンブリのソースレベルでデバッグが可能
    • コンパイルによって絶対的で再配置可能なリストを出力
    • エラー診断
    • 素早いコンパイルとアセンブル
    • ファイルパス、オブジェクトの配置、エラーファイルのリスト化はすべてユーザーコントロール
    • すべてのオブジェクトはホストコンピュータに依存しない
    • 関数コードとスイッチテーブルは(.text)コードのセクションに生成
    • 文字列や定数データは(.const)コードのセクションに生成
    • 初期化されたスタティックデータは他のデータと区別されます
    • 関数は共有され、ROMに配置されます。デフォルトによって自動的に修正されることはありません。
    • コードはSAL(記号アセンブリ言語)ファイルとして生成されるのでコンパイラの出力をテストすることが出来ます。
    • 大きなソースコードに対応するため、ヒープ(短期記憶領域)にテーブルをリアルタイムに作成
    • 文字列操作ルーティンは高速の実行するためにアセンブリ言語で実装されています。
  • デバッグサポート
    • cxppcはZAP/SIM及びZAP/BGPPCまたは多くの一般的なインサーキットエミュレータ(ICE)メーカの提供するデバッガが使えます。
    • IEEE695、ELF/DWARF、P&Eマップファイルフォーマットを含むいくつかの補助的なデバッグフォーマットもサポートしています。
  • 対応機種


        HostPC        Product code
    PC (DOS/Windows)      CXPPC-PC
    PC (LINUX)           CXPPC-LINUX
    SUN SPARC (SunOS/Solaris)    CXPPC-SUN
    HP9000(HPUX)        CXPPC-HP

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C166/XC166

 

 Cx166はC166/XC166シリーズをすべてサポートします。

  • ANSI/ISOに準拠したCで記述
  • C166/XC166周辺機器のためにヘッダーファイルもサポート
  • Cレベルでのサポートはショートアドレッシングとビット変数によって提供

 具体的な特徴

  • 実行時支援パッケージ
    • CのルーティンサポートはANSIのサブセットで構成されているのでライブラリのルーティンを自由に変更可能
    • すべてのルーティンライブラリはROM化が可能
      • →整数のみのライブラリと単精度浮動小数点のライブラリの2種類から選べるので必要がなければより高速な整数のみのライブラリを選択することが可能
  • 最適化
    • 大域的最適化とマイクロコントローラに合わせた特異的最適化の両方を含みます。
    • 最適化を自分でコントロールすることが出来るので、アプリケーションの詳細な設計に合わせて微調整することが可能です。
    • ピーホール(覗き穴)最適化ソフトは、非効率的なコードを適切なコードに置き換えることで最適化します。
    • ST10ビット命令はビット制御とビット変数のために広く使われます。
    • IEEE754規格に準拠した単精度浮動小数点(32bit)で数学的演算を行います。
    • 他には以下の最適化があります。
      • 岐路短縮ロジック
      • 局所分岐の削除
      • 定数の畳み込み
      • 到達不能コードの除去
      • 冗長な負荷/記憶の削除
      • switch文の最適化
  • 拡張機能
    •  拡張的な以下のようなコードが用意されています
      • asm()または#asm/#endasm・・・Cコード内にアセンブリコード直接挿入
      • @interrupt・・・C関数/オブジェクトを割り込みハンドラとして定義
      • @〈adress〉・・・C関数/オブジェクトを絶対的アドレスとして定義
  • コンパイラの付属的な特徴
    • Cおよびアセンブリのソースレベルでデバッグが可能
    • コンパイルによって絶対的で再配置可能なリストを出力
    • エラー診断
    • 素早いコンパイルとアセンブル
    • ファイルパス、オブジェクトの配置、エラーファイルのリスト化はすべてユーザーコントロール
    • すべてのオブジェクトはホストコンピュータに依存しない
    • 関数コードとスイッチテーブルは(.text)コードのセクションに生成
    • 文字列や定数データは(.const)コードのセクションに生成
    • 初期化されたスタティックデータは他のデータと区別されます
    • 関数は共有され、ROMに配置されます。デフォルトによって自動的に修正されることはありません。
    • コードはSAL(記号アセンブリ言語)ファイルとして生成されるのでコンパイラの出力をテストすることが出来ます。
    • 大きなソースコードに対応するため、ヒープ(短期記憶領域)にテーブルをリアルタイムに作成
    • 文字列操作ルーティンは高速の実行するためにアセンブリ言語で実装されています。
  • デバッグサポート
    • cxstm10はZAP/SIMまたは多くの一般的なインサーキットエミュレータ(ICE)メーカの提供するデバッガが使えます。
    • IEEE695を含むいくつかの補助的なデバッグフォーマットもサポートしています。
  • 対応機種

        HostPC        Product code
    PC (DOS/Windows)      CX166-PC
    SUN SPARC (SunOS/Solaris) CX166-SUN
    HP9000(HPUX)         CX166-HP

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ST10/Super10

 

 Cxst10はST10/Super10シリーズをすべてサポートします。

  • ANSI/ISOに準拠したCで記述
  • ST10/Super10周辺機器のためにヘッダーファイルもサポート
  • Cレベルでのサポートはショートアドレッシングとビット変数によって提供

 具体的な特徴

  • 実行時支援パッケージ
    • CのルーティンサポートはANSIのサブセットで構成されているのでライブラリのルーティンを自由に変更可能
    • すべてのルーティンライブラリはROM化が可能
      • →整数のみのライブラリと単精度浮動小数点のライブラリの2種類から選べるので必要がなければより高速な整数のみのライブラリを選択することが可能
  • 最適化
    • 大域的最適化とマイクロコントローラに合わせた特異的最適化の両方を含みます。
    • 最適化を自分でコントロールすることが出来るので、アプリケーションの詳細な設計に合わせて微調整することが可能です。
    • ピーホール(覗き穴)最適化ソフトは、非効率的なコードを適切なコードに置き換えることで最適化します。
    • ST10ビット命令はビット制御とビット変数のために広く使われます。
    • IEEE754規格に準拠した単精度浮動小数点(32bit)で数学的演算を行います。
    • 他には以下の最適化があります。
      • 岐路短縮ロジック
      • 局所分岐の削除
      • 定数の畳み込み
      • 到達不能コードの除去
      • 冗長な負荷/記憶の削除
      • switch文の最適化
  • 拡張機能
    •  拡張的な以下のようなコードが用意されています
      • asm()または#asm/#endasm・・・Cコード内にアセンブリコード直接挿入
      • @interrupt・・・C関数/オブジェクトを割り込みハンドラとして定義
      • @〈adress〉・・・C関数/オブジェクトを絶対的アドレスとして定義
  • コンパイラの付属的な特徴
    • Cおよびアセンブリのソースレベルでデバッグが可能
    • コンパイルによって絶対的で再配置可能なリストを出力
    • エラー診断
    • 素早いコンパイルとアセンブル
    • ファイルパス、オブジェクトの配置、エラーファイルのリスト化はすべてユーザーコントロール
    • すべてのオブジェクトはホストコンピュータに依存しない
    • 関数コードとスイッチテーブルは(.text)コードのセクションに生成
    • 文字列や定数データは(.const)コードのセクションに生成
    • 初期化されたスタティックデータは他のデータと区別されます
    • 関数は共有され、ROMに配置されます。デフォルトによって自動的に修正されることはありません。
    • コードはSAL(記号アセンブリ言語)ファイルとして生成されるのでコンパイラの出力をテストすることが出来ます。
    • 大きなソースコードに対応するため、ヒープ(短期記憶領域)にテーブルをリアルタイムに作成
    • 文字列操作ルーティンは高速の実行するためにアセンブリ言語で実装されています。
  • デバッグサポート
    • cxstm10はZAP/SIMまたは多くの一般的なインサーキットエミュレータ(ICE)メーカの提供するデバッガが使えます。
    • IEEE695を含むいくつかの補助的なデバッグフォーマットもサポートしています。
  • 対応機種

        HostPC        Product code
    PC (DOS/Windows)      CXST10-PC
    SUN SPARC (SunOS/Solaris) CXST10-SUN
    HP9000(HPUX)         CXST10-HP

 

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