ZAPデバッガ
CosmicのZAPデバッガはCおよびアセンブリ言語でのソースコードを特徴とする組み込みアプリケーションのデバッガです。
ZAPのグラフィックなインターフェイスはすべてのターゲットおよび実行環境に対して統一されています。
以下のような特徴があります。
- ANSI C デバッグ
- アセンブリソースのデバッグ
- オンラインヘルプ
- ソースブラウジング
- 自動テスト
- 自動化されたテストスクリプトを作成するために使用されるコマンドとスクリプト言語を提供しますオンラインヘルプ
- OSサポートプラグイン
- ZAPのいくつかのバージョン(HC12向けのOSEKなど)は 、Cosmicのプラグインを通してKernalとして知られています
- 非侵入型のオプチマイザ・オン デバッグ
- ZAPはいかなる場合もコードを自動的に修正したり付加したりしません
- デバッグシンボルはホスト上の個別のセクションに格納されます
- デバッグシンボルはターゲット上に格納されることはありません
またZAPシミュレータは実質すべてのアーキテクチャをサポートしています。以下のような特徴があります。
- MCUサイクルカウンタ
- シミュレーションの割り込み
- パフォーマンス分析
- コードカバレジ
- クロノグラフ
- エミュレータ
Freescale社製マイクロコントローラ向けのZAPデバッガ
Freescale社製のマイクロコントローラについては、P&E Microcomputer Systems社のBDM(Background Debug Mode)インターフェイスに接続することが出来ます。
この場合もCosmicのZAPデバッガは使用することが出来ます。マイクロコントローラと使用できるP&E社のインターフェイスの対応は以下の通りです。
マイクロコントローラ |
対応するZAPデバッガ |
接続可能なP&Eのインターフェイス |
PowerArchitecture |
ZAP PPC Multilink debugger |
PowerPC Nexus Multilink cable |
S12Z |
ZAP S12Z BDM |
BDM Multilink
|
S12 |
ZAP 6812BDM |
|
68HC12 |
ZAP 6812BDM |
|
HCS08 |
ZAP HCS08 |
|
56800E |
ZAP 56800E JTAG |
SEG13BDM(P&Eではない) |
68HC11 |
ZAP 6816 |
ICD16/32 |
68HC16 |
ZAP 6816 |
|
68300 |
ZAP 68300 |
|
68HC05 |
ZAP MON 08 |
Mon08 Multilink cable |
68HC08 |
ZAP MON 08 |