05022024

Last update2016/05/28 14:38

PCD Assembly(1R) 低速用

低速度用 PCD Assembly(1R)

PCD Assembly 1RこのアンテナとセンシングコイルはISO10373-6に基づく非接触型スマートカードの低速度用(RExt:1 Ohm)のものです。

Assemblyの特徴

  • この低速度用PCDAssemblyはPCD/PICCビットレートが106Kbit/秒の際に使用可能です。
  • このAssemblyは、2枚のセンシングコイルの間に直径が150mmのPCDアンテナを挟んで構成されています。
  • このISO10373ー6、ICAO規格のフィジカル、機能、ロジカル、タイミングキャラクタライゼーションの要求を満たしています。

 

 

PCD Assembly (4R7) 高速度用 

高速度用PCD Assembly(4R7)

このPCDアンテナは、ISO10373-6規格に基づいた非接触型スマートカードテストの高速度用(RExt 4.7Ohm)のものです。4R7 PCD assembly

高速度用PCDAssemblyの特徴

  • この高速度テストPCDAssemblyはPCD/PICCのビットレートが848Kbit/秒を超えるものから一致します。
  • 構造としては、2枚のセンシングコイルの間に直径150mmのPCDアンテナを挟んでいるものです。
  • このAssemblyはISO10373-6規格の要求を満たすもので、カードのフィジカル、機能、ロジカル、タイミングキャラクタライジングのISO認証に一致するものです。

 

Test suite GUI(Scriptis Framework)

Test suite GUI (Scriptis framework)

Keolabs社のtest suite GUIはScripits Frameworkと呼ばれています。Scriptis Frameworkは以下のものから構成されています。

  • Scriptis Editor
  • Scriptis Manager
  • Scriptis Viewer

Scriptis Editor

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Scriptis Editorの役割

  • ハードウェア(ProxiLAB,ContactLAB..)をドライブして、テスト結果を分析しログファイルを作成します。
  • 幾つかのスクリプトのパラメータを変更するためにスクリプトを独自パッチとして作成することも可能です。

 Scriptis Editorの特徴

  • pythonプログラム言語ベースで操作容易なオープンスクリプティング開発プラットホームです。
  • Keolabs社のスマートカード技術全体のテストスイートをカバーしています。

 

Scriptis Manager

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Scriptis Managerの役割

  • テストの実行機能、結果の解析、自動試験レポート作成機能を有しています。
  • ScriptisEditorのもとで開発されたスクリプトのセットからグラフィカルにテストスイートを管理することが出来ます。
  • テストヴューを提供するため、エラーが発生した場合でも詳細な情報をユーザに提供可能です。

Scriptis Managerの特徴

  • Managerのもとで作成されたレポートはHTML形式で作成され容易にWord、Powerpoint、Excelに貼り付けることが出来ます。
  • 全てのテストスクリプトの設定ファイルをScriptis Managerから編集することが出来ます。

 

ScriptisViewer 

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Scriptis Viewerの役割

  • 変調信号にリンクされている全てのイベント(.evt)を含むファイルをビジュアル化するために使用するスタンドアローンのアプリケーションです。

Scriptis Viwerの特徴

  • .evtファイルはテストスクリプトの実行中に自動的に作成されます。

 

 

 

RGPA

RGPA pictureRGPA

RGPAはKEOLABS社の全てのハードウェア(ProxiLAB・ProxiSPY・ContactLAB・NomadLAB)に共通のソフトウエア・プラットホームです。

RGPAの特徴

  • KEOLABS社の共通のプラットホームとなっています。
  • グラフィック化されており、操作性に優れています。
  • 簡単で正確なシグナルナビゲーションが可能です。
  • ハードウェア価格に含まれており、追加の費用がかかりません。

RGPA Specific INfo 3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NomadLAB

NomadLAB

NomadLABは従来のテストツールと異なる多くの特徴を有するツールです。

NomadLABの主な特徴

  • タッチパネルを搭載し、持ち運びが非常に簡単でです。
  • NomadLAB一台で接触・非接触両方をカバーすることが可能です。
  • スタンドアロンの機器にも関わらずバイトレベルまで解析可能です。
  • バッテリ駆動であるため、フィールドで使用することが可能です。
  • USBで接続が可能で、RGPAを介してより詳細な情報を確認することが可能です。

対応規格

<非接触型>                    

  • ISO14443A/B
  • ISO15693
  • NFCIP1、IP2
  • Felica

<接触型>

  • ISO7816
  • SWP

 

 

 


ContactLAB

ContactLABContactLAB

ContactLABは接触型スマートカード技術であるISO7816やSWPプロトコルを使用しているNFC対応モバイルハンドセットのテストツールです。ContactLABの特徴としてエミュレーション機能とスパイ機能という2つの機能を備えていることが挙げられます。

 

ContactLABは接続型スマートカード用ISO7816とNFC対応モバイルハンドセットの(U)SIMのSWPに対応しています。

対応規格

  • SingleWireProtocol
  • ISO7816

主な特徴

  • プラグ&プレイ用PCSCドライバ
  • オープンAPIインターフェース (KEOLABS社製品ではRGPA)
  • プロトコルレベル記録への容易なアクセス
  • トリガリングイベント(開始/終了、バイト/ビット、CRCエラー)
  • ProxiLABと共に用いることでコンカレントテスト(NFC)を実施することが可能です。
  • POC独自の日本語のドキュメントをご用意しておりますので、安心してご使用いただけます。

テストのハードウェア、ソフトウェア構造

テストの仕組みに関してはこちらをご覧下さい。

 

 

 

ProxiLAB

proxilab 220x220 proxiLABProxiLAB

ProxiLABはISO14443、ISO15693、NFC、Felicaといった非接触スマートカードテストのエミュレータです。ProxiLABの大きな特徴としてカードとリーダの信号エミュレーションの両方をカバーする完全なシグナル・エミュレーションであるということが挙げられます。

 

対応規格(13.56Mhz)

  • ISO14443A/Bプロトコル(デジタルレベル)
  • NFCプロトコル(デジタルレベル)
  • Felicaプロトコル(デジタルレベル)
  • ISO15693プロトコル(デジタルレベル)
  • シグナルパラメータのフルアナログレベルコントローラから上のプロトコル

 

ProxiLABの主な特徴

  • ソフトウェアを入れ替えるだけでProxiLAB一台でカードエミュレーションモードとリーダエミュレーションモードの両方に対応可能。
  • 新たな規格が出た場合であっても、ソフトウェアまたアンテナを新規に導入することで対応可能。
  • コネクション用複数の外部Input/Outputポート。
  • スクリプト基準のコントロールが可能。(VB、Jscript、Perl、Clanguage)
  • アプリケーションプログラマブルインターフェース(API)装備。(KEOLABS社の場合にはRGPA)
  • ISO外部アンテナ付属
  • オプショナルPICCレファレンスプローブ装備。
  • ContactLABを共に用いることでコンカレントテスト(NFC)が可能です。


ProxiLABが使いやすい理由

  • プラグ&プレイコネクション用のPCSCドライバ
  • オープンAPIインターフェース
  • 直感的なコントロールが可能なグラフィックインターフェース(RGPA)
  • キャプチャしたシグナルの容易なナビゲーション(Rscript)
  • 全てのコミュニケーションのプロトコルレベルへアクセス可能

テスト時のハードウェア・ソフトウェアの構造

PICCテストの構造はこちら

PCDテストの構造はこちら

ProxiSPY

proxispy 220x220 ProxiSPY

ProxiSPYはISO14443、ISO15693、Felica、NFCプロトコルを使用したモバイルハンドセット、リーダ、非接触カードとの間のコミュニケーションを感知するプロトコルアナライザです。                                

 対応規格一覧

  • ISO 14443 A/B,
  • NFC 1/2,
  • ISO 15693,
  • Felica

ProxiSPYの特徴

  • プローブは通信を妨害しないものを使用しています。
  • シグナル(Protocol、Byte、Bit・・)はProxiSPYからKeolabs社専用のGUIに送られ、ビジュアル化して表示されます
  • シグナルナビゲーション&サーチ用インターフェースコントロール
  • プロトコルレベルシグナルへの容易なアクセス
  • ISO14443は標準装備となっています。下記の規格はオプションとなります。
  • KEOLABS社のAPIであるRGPAで容易に操作可能。

オプション

  • NFCプロトコル
  • ISO15693プロトコル
  • Felicaプロトコル
  • サブキャリアアナログアウトプット
  • モバイルハンドセット用のNFCプローブ

 

NFC Forumテストスイート

nfc forumNFC Forumとは・・

NFC Forumは近距離無線通信(NearFieldCommunication)技術利用の利点を集約するために設置された機関です。この機関は認証活動、デバイスとサービスとの互換性を保証、またNFC技術を市場に認知してもらうための活動を行っています。この機関の設置は2004年で、現在160のメンバーから構成されています。メンバーもアプリケーションデベロッパ、金融サービス機関、電子機器メーカ等多岐に渡っています。

KEOLABS社では以下のテストスイートをご提供できます

 

 

NFC認証ソリューション

2006年6月にNFCForumは公式にNFC技術のアーキテクチャの概略を発表しました。NFCForumは現在まで16のスペスィフィケーションをリリースしています。このスペスィフィケーションはすべてのNFC導入を検討されている会社にとって”道しるべ”となっています。

 NFCアナログ技術スペスィフィケーション

このスペスィフィケーションはNFC対応デバイスのRFインターフェースのアナログ部分のものです。このスペスフィケーションの目的はNFC対応デバイスのアンテナデザインを明示することなく、NFC対応デバイスの外部シグナルを特徴づけることにあります。これには、パワーの強弱の要求や、トランスミッションの要求、レシーバーの要求、シグナルフォームを含んでいます。そして、これらのドキュメントはNFC対応デバイスのアナログ部分について、NFC対応デバイスの4つの役割つまり、ピアーモードイニシエータ・ピアーモードターゲット・リーダ/ライタモード・カードエミュレーションモードでさらに、3つのテクノロジつまり、NFCーA、NFC-B、NFC-Fで、加えて全ての異なるバイト106・212・424kbpsをカバーしています。

 NFCデジタル技術スペスィフィケーション

このスペスフィケーションはNFC対応デバイスのデジタル部分のコミュニケーションを規定しています。そして、デジタル部分はISO18092とISO14443スタンダードの上に実装されています。このスペスフィケーションはNFC対応デバイスの4つの役割つまり、イニシエータ・ターゲット・リーダ/ライタ・カードエミュレータの半二重通信やデジタルインターフェースをカバーしています。これには、ビットレベルコーディング、ビットレート、フレームフォーマット、コマンドセットを含んでいます。

 

 

 

Robot RFID 5軸

Robot RFID(5軸)

従来の手作業では・・繰り返し手作業で煩雑で、テスト結果の不一致といった問題を抱えるものでした。

                                        ↓

ロボット使用では・・自動的にテストを実施し、またRFリーダを検証するための全てのオペレーションを実施することが可能になり、ストレスフリーでテストを行っていただけます。

現在、非接触型リーダーのためのSoliatisロボットとカードは、自動的にテストの再現性と信頼性を確保するためにリーダの動作フィールドに移動されます。ロボットは、自動的にすべての試験運用をISO14443/ ISO15693ICAO標準に照らして、RFリーダを検証するための必要なすべてのオペレーションを実行します。

特別に、RFリーダテストの制約に合うように設計されています。3(X、Y、Z軸)に沿っての動きをプログラムされ、金属部分はなくてすべてプレキシガラスで作られています。カードは、正確にはフィールドのすべてのポイントに配置することができるように、またロボットの使用はこれらのポイントごとに特定のテストスクリプトを作成することができます。

 

<構造>

 

・ロボットはX,Y,Zの3軸から構成されております。

・リーダの中心からX,Y軸(地平軸)上の200mmを移動することが可能です。

 また、Z軸(水平軸)上をリーダのあるトレイから400mm移動することが可能です。

 軸移動の際の正確さは+/-1mm以内です。

・テストベンチはUSB接続を介して行われます。また、ロボットの管理はScriptis Framework Libraryによって行われています。

・電源は220V、50HZで、最大で3アンペア消費します。

Raisonance-robot-smartcard5軸ロボットイメージ図

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ISO15693 VCD アナログ

ISO LOGO弊社のISO15693のテストスイートをお使いいただくことでISO15693のコンプライアンステストを実施することが可能です。ISO15693アナログテストにはVICCとVCDの2通りがあり、その双方のテストを実施可能です。また、特に、ISO15693VCDアナログテストの特徴といたしましてロボットをソリューションとして提供できることが挙げられます。ロボットをご使用頂くことで煩雑な手間が省けると同時に、より正確なテストを実施することが可能となります。

・VCDアナログテスト

<ハードウェア>

<ソフトウェア>

<アンテナ> 

  • Target/Initiator kit

<ロボット>

 

また、弊社ではアナログテストを実施する際に必要なアンプ・オシロ・マルチメータにおきまして、以下のものを推奨しております。

<アンプ>

  • BOWEN Amplifier 10MHz-250MHz/50Watts

<オシロ>

<マルチメータ> 

  • Agilent Multimeter 4.5 Digit

 MENU

はじめに

KEOLABS社について


 テストスイート<非接触部分>

・EMVcoテスト

・ICAOテスト

・NFC Forumテスト

・ISO10373-6テスト

・ISO14443テスト

・ISO15693テスト

・ECMA(NFC)テスト


 テストスイート<ETSI準拠・接触>

・CLF SHDLC/HCI テスト

・UICC SHDLC/HCI テスト


 アプリケーションテスト

アプリケーションテスト一覧


 テスト治具

PCD Assembly 2R7 Class 3-6高速度

PCD Assembly 4R7高速度

PCD Assembly 1R7低速度

Poller&Listener kit

PICC プローブ Class1-6

PICC プローブ ID1

PCD Assembly ISO15693


 非接触エミュレータ

・ProxiLAB


 接触エミュレータ

・ContactLAB


 非接触プロトコルアナライザ

・ProxiSPY


 接触・非接触プロトコルアナライザ

・NomadLAB


 ロボット

5軸ロボット