OSPT
KEOLABS社OSPT/CIPURSE公式認証テストハウスとしてサービス開始
料金徴収システムの市場は、EMV規格やNFC (Near Field Communication)等の国際標準化の加速に伴い、新しいチケットソリューション機器の増加が見込まれます。同時に、現在の鉄道、バス、飛行機等の交通機関における料金徴収システムであるフェリカ、MIFARE(マイフェア)、Calypso(カリプソ)などのチケットソリューションは、今後どのような規格のアップデートが図られるのかにも注目が集まっています。
そんな中で新たな規格団体としてOSPTアライアンスが組織されました。このアライアンスは輸送機関の求める高い安全性と先進的な料金徴収システムに取り組むためのCIPURSEオープンセキュリティスタンダードを制定しました。OSPTアライアンスには現在メンバーとしてギーゼック&デブリエント社やインフィニオン社やサムスン電子など多数の企業が参加しています。オープンスタンダードであるために、CIPURSEはベンダーの中立性やクロスベンダーの相互互換性の技術的な採用リスクの軽減、高い品質を共に促進しています。また、CIPURSEはNFC搭載のモバイルやその他のデバイスを用いた輸送機関の料金徴収システムのグローバルなスタンダードを提供しています。そして、先進的なソリューションであるNFCの交通系アプリケーション採用の標準的なサポートも提供しています。
この度、OSPTアライアンスは認証テストの実施、また新製品がオープンスタンダードと完全な互換性を有しているかをテストするテスト機関としてKEOLABS社を選択しました。これは、CIPURSE認証プログラムに基づき、CIPURSE規格に製品が適合しているか確認する機関で、KEOLABS社はCIPURS規格の公式ラボの第一号として世界で始めて認定を受けました。テストのガイドラインとテストプロセスはwww.osptalliance.org.にて公表されています。
KEOLABS社の認証ラボではNFC搭載のデバイスや非接触型カード等のエンドユーザの非接触型のデバイス、NFC SIMをはじめとするパッケージデバイス、ハードウェアチップやアプレットの証明書を発行することができます。これらのテストはCIPURSE規格のコンプライアンステストのプロセスはKEOLABS社によって作成されたOSPTアライアンステストプランに基づいて評価されます。
今後KEOLABS社はOSPTアライアンスのテストラボとして、OSPTアライアンスをサポートしていきます。
OSPTの詳細に関しましては下記をご覧ください。